受講生の気持ちを考える
「女性向け」の起業セミナーは、毎年多くの自治体や支援機関で企画されています。
起業に関する知識やノウハウを身につけるという意味では、一般が対象のセミナーでも内容は一緒ですが、女性向けのセミナーを企画する際には、「女性向けのセミナーなら行きたい」という参加者(女性)の気持ちをぜひ考えていただきたいと思います。
女性ならではの視点での起業テーマ
まず、女性向けのセミナーだからこそ、女性ならではの業種・業態に理解があるのではないかという期待があります。
具体的には…
介護や子育てはもちろん、自然環境対策、動物愛護などの身近な社会課題、
フェイシャルエステ、アンチエイジング、痩身、脱毛などの男性のいる場では話しにくいテーマ、
スピリチュアル、占いなどの話題を受け入れてほしい など。
講師の理解はもちろん、グループワークを活用して受講生同士で学びを深めていただく時にも、女性同士だからという安心感は重要です。
自分のビジネス経験に見合った知識を学びたい
起業する女性は、男性に比べて経営の経験が少ないことがデータからもわかっています。そのため、ビジネスでの経験、特にBtoB取引に関する商習慣、ビジネスマナー等のスキルも不足している場合もあります。
ビジネススキルに自信のない女性が考えるのは…
スーツを着て名刺交換したことがなくてもいいの?
会社同士の商談には参加したことがなくても仕事ができる?
材料仕入れや、銀行借り入れするノウハウが知りたい!
などではないでしょうか。
また、起業の目的が生計の維持ではない場合も多く、事業規模が小さいビジネスに対する受け入れを期待するケースも見受けられます。
例えば、ビジネスを立ち上げたとき1か月の売り上げ目標はどの程度だとイメージしますか?
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月商数百万、年商数千万以上の売り上げを目指す女性もいる一方、1か月10万円でも十分と考える方もいるのが実情です。
その程度でビジネスだといえるのか?という考えも尤もです。しかし、だからと言って、ビジネス(営利)に興味がないわけではないし、趣味で終わるつもりがないから「起業」セミナーに来ているのだということを前提に、知識や事例を用意することができるのは女性向けに絞ったセミナーだからこそです。
そして「簡単にする」とか「内容を削る」という観点よりも、受講している方が、どんな背景で起業を考えているのかを探りながら、セミナー進行中でも微調整、個別対応をしていくきめ細かい対応をしていくようにしています。
